甲木タイプの人は、自分のペースで目標を達成していく人です。

甲(きのえ）タイプの理想の姿と努力の仕方をお伝えします。

甲木は５つの要素の中では木の陽干になります。

甲は、大地に根をおろし天に向かって真っすぐに立ち、大木に育っていく姿が甲木です。

樹木は何年も何月もかけて上に成長するので、急激に成長することはありません。

また、植物のため荒地や湿地には育ちにくく、天候にも左右されてしまいます。

つまり変化にとても弱くある程度の安定感のある環境を好みます。

大木は斧で傷つけられたり枝を折られたりすると元に修復するのに時間がかかります。

また折れたままでは腐ってしまいますし、枝葉が多いと成長の邪魔にもなります。

このように大木に育っていくためには、太陽の光に当たり雨で潤いをもらい

大地に根をおろし、枝葉がしげりすぎる時は剪定して、無節の材木になり

社会に役立つ人になっていくのが理想の姿になります。

甲木の性格は、失敗しないように用心深く生きる人。

向上心が強く、素直で道徳的。曲がったことは嫌い、いい加減なことはしません。

責任感が強く頼まれると断れないところがあります。

ガンコで融通がきかなく臨機応変ができません。

難しく考えるのができないので、単純に考えると理解ができます。

一度つまずくと立ち直るのに時間がかかります。

自分で折れることはないのですが、周りの力で痛い目に合い立ち直れなくなるので、

失敗しなように用心深く生きるようになります。

甲木らしさの出し方

失敗しないよう用心深く生きようとしてしまいます。

辛い事があると、なかなか立ち上がれない性格なので。

でも、若い時に挫折させておくと、他人に尽くすことができて、社会に役に立つ人に

成長できます。